日程:2004年10月10日(日)
場所:岐阜 長良川公園

台風も過ぎ去り、秋晴れの中で開催できると信じて疑わなかったプレカップですが、当日未明の午前3時──窓の外の不気味な音で、ふと目を覚ました私なのでありました。
「もしや」と思って、外を覗くと……うわあ、雨が降ってるよ。
どゆこと? どゆこと? 今日は一日晴天の予報じゃなかったっけ? 慌ててネットの雨雲レーダーをチェックするが、雨の降っている地域はほとんどナシ。ただ、岐阜県南部から三重県北部にかけてのみ、小さな雨雲が……。
でも、めちゃくちゃちっちゃな雨雲だし、天気予報は相変わらず晴れマークのままなので、開催されることを信じて会場へ向かう。
午後7時、長良川公園へ到着。雨はやんだけど、相変わらずの曇り空。高橋尚子ロードはぐしょ濡れです。このままでは滑れないので、スタッフの方たちが一生懸命、水を取り除く作業を行なってくれておりました。
太陽が顔を出せば一気に乾くんでしょうが、雲はなかなか薄れてくれません(涙)。
「長良川の神様、お願いです。頭上の雲を払いのけてください」

「ああ、ありがとうございます」

「え? 正義の味方?」

「そんなことができるんですか?」

「……え? グレートマジンガー?」

「ををっ! 長良川の邪悪な力を一気に浄化してくれるのか?」



神様と無意味な会話を続けているうちに、僕たちの祈りが届いたのか、ようやく太陽が顔を出し始めました。これなら、なんとか開催できそうです。
そんなわけで、まずは開会式。

「では続きまして、恒例の申し込み1番賞の発表です」

僕も頑張ったのですが、残念ながら今回は負けてしまいました。「ウルトラ120」に続く二連覇はナシ。
「この賞は、もっとも早く申し込みをされた熱意ある選手に贈られるものです」

「風巻選手より、BONTのベアリングが授与されます」

あのー……なんだか僕のときと、ずいぶん差があるような気がするんですけど……。

気のせい? ねえ、これって気のせいなの?
路面が乾くのを待って、競技スタート。
僕が出場するのは、今回から新設された「男子オープンエキスパート」の部。オープンエキスパートとはなんぞや? と思っている方に説明しますと……(以下、GIAのメルマガからコピペ)。
オープン(4輪)クラスは長良川カップの独自種目として完全に定着してきました。 「男子オープンエキスパート」クラス
特に最近におけるブーツ等の性能向上により、競技レベルがここ1,2年で急激に向上したことから、初級の方と上位入賞クラスとの差が歴然となり、初級者の方には参加しにくくなったとのご意見をいただいていました。
そこで、4輪クラスの真のチャンプを決定するためにエキスパートクラスを創設しました。4km一発決勝のレースです。先着30名が定員になりますのでお早めにお申し込みください。
今までの「オープンクラス」は、より入賞しやすいクラスとなりましたので、初級者の皆さんもどんどん挑戦しましょう。
参加資格:上級者(定員30名)
「男子オープン」クラス
参加資格:初級者、中級者(過去3年間のオープンクラス入賞者は出場不可)
『参加資格:上級者』と記されている時点で、僕がエントリーするのは激しく間違っているような気もするんですが、「目指すなら上を!」ということで、出場を決意した次第。
新設部門ということもあって、エントリー数は少なくわずか8名。周りを見渡せば、いつも上位入賞を果たしている人たちばかりで、「うわあ、場違いなところに来ちまった!」と冷や汗がだらだら流れます。

ピストルの音と共にスタート。直線コースを2往復、計4キロの勝負です。
うわっ。みんな、早いよお。もたもたしているうちに、先頭集団から離れてしまいました。「やばいっ! 追いつかなくちゃ!」と慌ててあとを追うものの、差はまったく縮まりません。半周走ったところで7番手。どうやら、最初から最後まで一人旅をしなくちゃならない雰囲気。うわあ。体力、保つかなあ。


2週目に入り、さらに前方との差は広がっていきます。呼吸はさほど苦しくないのですが、とにかく足がだるい。「うう、うう」と唸りながら、必死で走りました。

結局、そのまま第7位(つまりブービー)。

タイムは9分2秒61。トップとの差は1分以上。
トップ集団にまったくついていけなかったことが、ひじょーに悔しいですね。本番の長良川カップまであと1ヵ月ちょっと。これから猛練習して、少しでもみんなとの差を埋めたいと思います。

レース終了後、昨日のワークショップ
の内容なども思い出しながら、「僕のフォームって、やっぱりみんなと違ってますか?」と尋ねたところ、あひるさん(入賞おめでとうございます!)がひとこと、
でも確かに、そのあと行なわれたエキスパート部門の人たちの滑りを見ていたら、やっぱりみんな軽そうだもんなあ。ゲスト参加してくださった風巻選手なんて、羽根が生えて飛んでるみたいだもんね。決して体型だけではなく、僕の滑りが重々しく見える原因がどこかにあるんだろうなあ。うーん、そのへんも課題にして、明日からも頑張りたいと思います!


この大会のリザルトはこちら
。
今回もプロカメラマンの笠原裕二さんに、素敵な写真をたくさん撮っていただきました。風巻選手も参加したエキスパート部門の写真はド迫力です。こちらからどうぞ。
なお、このページに掲載した写真は、がくちゃんから提供していただきました。いつも、ありがとうございます。
(文 くろけん)

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